こんにちは、りょうさんです。

・北海道出身東京都在住の30歳サラリーマン
・野球観戦のための旅行が大の趣味で、2024年も国内外11球場(台湾プロ野球にも行きました!)で合計25試合を観戦!
・ファイターズファンですが、12球団どの試合でも日ハム戦じゃなくても野球観戦を楽しめるのが特技。
- どうしてバンテリンドームナゴヤってあんなに観客が集まるの?
- 良い意味で事前の印象やイメージが覆されるような、面白いポイントが沢山あるんです!
先日、こんな記事を見かけました。
球団史上初の2年連続最下位が現実味を帯びてきているというのにドラゴンズファンが連日、球場に足を運んでいることだ。(中略)そんな状況ながら1試合平均2万9886人の観客動員があるのだから、球団はファンに足を向けて寝られないだろう。
【中日】最下位なのにバンテリンドームは超満員 観客動員大幅増のワケ -東スポWEB-
ここ最近の中日ドラゴンズはお世辞にも成績が良いとは言えません。
ですが、バンテリンドームナゴヤには多くの観客が足を運びドラゴンズを応援しています。
世の中の野球ファンからすると、この上なく不思議な現象だと思います。
私もどうしてなのか疑問でした。
そこで今回は、そんな疑問を解消するために実際にバンテリンドームナゴヤに行ってきました!
行ってみて分かったバンテリンドームナゴヤに観客が集まる理由を、野球場マニアの私の視点からいくつか紹介します!
もくじ
世間の評判以上に良い球場だった

正直言うと、バンテリンドームに行く前の自分の中のイメージはあまり良くありませんでした。
中継に映る球場内は地味そうで、特に野球観戦以外のコンテンツにもあまり力を入れていないんだろうな、なんて考えてました。
しかし実際に行ってみると球場内の演出もそこそこ頑張っているし、野球観戦以外の楽しみ方も結構用意されていました。
何より、野球ファン間のイメージでまずいとされている球場飯が、予想を遥かに超えて美味しかったことが驚きです。
という訳で実際に行ってみた私目線で感じた、バンテリンドームナゴヤに人が集まる理由を紹介していきます。
バンテリンドームナゴヤのここが楽しい!
球場飯が予想を遥かに超えて美味しい!

ネットでは、「ナゴヤドームの飯はまずい」「隣のイオンで食べていくのが最適解」という説が根強くあります。
ですが、実際に行ってみて球場飯を堪能してみたところ、そんなことはなくむしろ美味しい部類なのでは?と思うくらい美味しいメニューがいくつもありました!

特に、ジョブチューンという番組でで超一流料理人に大絶賛された「がぶりもも焼き」は、バンテリンドームナゴヤの名物球場飯で、行ったら絶対に食べて欲しい一品です!

大人気なので開場したらすぐに買いに行くこと推奨です!
球場内に世界で唯一の回転寿司!

バンテリンドームナゴヤ内には、恐らく野球場内では世界で唯一の「回転寿司屋」があります。

寿司屋自体はエスコンフィールド北海道と甲子園にもありますがベルトコンベアーはありません
「知多海 ナゴヤドーム店」は、球場から30分ほど離れた守山区に本店を構えているお寿司屋さんが、1997年のナゴヤドーム開場時からずっとこの球場で営業しています。
昨今の事情から流れている寿司は少ないですが、三河湾で獲れた魚を中心にクオリティの高いお寿司を提供しています!

私は北海道で生まれ育ったので海鮮の良し悪しはなんとなく分かるつもりですが、ここのお寿司は本当に美味しかったです。元北海道民のお墨付きです。
ネタも良いものを使っているし、さらにモニターで野球を観ながらゆったりお寿司を食べられるという体験が楽しかったです!

またテイクアウトメニューもあり、こちらは座席に持ち帰って楽しむことが出来ます!
ドラゴンズの歴史、野球を体感出来るユニークなドラゴンズワールド

バンテリンドームナゴヤ内にはドラゴンズの歴史や歴代名選手に触れ、野球を体感出来るドラゴンズワールドというエリアがあります。

エリア内の「ドラゴンズミュージアム」では、歴代のドラゴンズの名選手を紹介しており、プロ野球マニアでも中々知らないような選手の紹介もあって中々面白い展示でした。

バンテリンドームの高い外野フェンスの高さや触感を体感したり、球速やスイングスピードを測定できるアトラクションもあり、野球場を楽しむという意味ではとても設備が充実していると思いました!
ドラゴンズ勝利後のセレモニーが中々良い!


バンテリンドームナゴヤは、2018年から球場の照明がLEDに切り替わりました。
そのLED照明は色を変えることが可能であり、ドラゴンズが勝利したときのセレモニーを盛り上げる一因となっています!
個人的には、試合に勝った後LEDを用いた勝利のセレモニーが始まり、そのままシームレスでヒーローインタビューに移行する辺りに、盛り上げの上手さを感じました。
バックスクリーンにある大型ビジョンも非常に巨大で、試合の演出もしっかりしています。
試合前後は隣接のイオンでゆっくりお買い物出来るのも嬉しいポイント

バンテリンドームナゴヤのすぐ横には、大きなイオンが併設されています。
イオンに行くと、試合前後は多くのドラゴンズファンを見かけます。
イオン内には飲食店を始めとして多くの店舗が営業しており、試合前後の過ごし方で暇することは無いでしょう。
その日のバンテリンドームでの観戦チケットを提示することでお得なサービスが受けられる店舗も多く、観戦のついでに寄っていくには最高の場所です。

バンテリンドームナゴヤは、水筒・タンブラーを除いた飲食物の持ち込みを禁止しているため、イオンで飲食物を買って持ち込む行為は止めましょう。
大人数の観客を捌くのが上手に感じる

多くの観客が訪れるバンテリンドームナゴヤですが、流石に帰りは混雑しますが不快なほどの混雑にはなっていないように感じました。
最寄り駅までのアクセスが確立されていて通路が広いのも一因だと思いますが、観客をさばくノウハウがしっかりしているのではないかと思います。
プロ野球だけでなく人気アーティストのライブなど、様々なイベントを開催してきたからこその強みと言えるでしょう。
バンテリンドームナゴヤのイマイチな点
とはいえ、他球場に比べて野球ファンに魅力が伝わりにくい要因や、ここがもっと良かったら良いのになぁ、という点もあるります。
地元人気が高くチケットを取るのがちょっと大変

先述した通り、バンテリンドームナゴヤには非常に多くの観客が集まります。
しかも、ここ最近下位に低迷するシーズンが多いのにも関わらず、2023年は何度も満員となりました。
なので、良い席を取ろうと思うと早めにチケットを確保することをおすすめします。
席は広くない

席の広さや前後の間隔は野球場の中では一般的かちょっと狭いくらいなように感じます。
多くの人数が入る球場はほとんどがこうなので仕方ないのですが、座席が快適かと言われるとそうではないように思います。
得点が入りにくい球場なので、観客が盛り上がる打撃戦になりにくい

バンテリンドームナゴヤは、過去のデータを見ると12球場の中でトップクラスに得点が入りにくい球場です。
マウンドの形状やフェンスの高さと遠さなど様々な要因が重なった結果、日本随一の投手有利の野球場となりました。
そのため、派手な打撃戦を期待するようなファンにとってはそのような試合を観る機会が少なくて寂しいかもしれません。
裏を返せば、一つのプレーが勝敗を分ける接戦が楽しみやすい玄人好みの野球場と言えるかもしれませんね。
人気の球場飯は売り切れやすいし混みやすい

美味しい球場飯があると先述しましたが、その美味しいメニューに人気が極度に集中しているというのが実情です。
そのため、人気メニューは特に売り切れるのが早いです。
「がぶりもも焼き」は1人2本までの購入制限を設けていますがそれでも早々と売り切れてしまいます。
今後はもっと多くの人気メニューが生まれると良いなぁ、と思ってます。
ついでに寄っていける観光地が限られている

名古屋の地元民に聞いた話ですが、名古屋に来てついでに寄っていける観光地が少ない、というのも地元民以外に魅力や人気が伝わらない一因なのではないかと思います。
私も確かに、今回バンテリンドームに行ったついでに行ったのはモーニングと名古屋飯くらいでした。
名古屋城やレゴランド、ジブリパーク、東海オンエアファンなら岡崎市など愛知県全体を見回すといくつか観光地もあります。
ですが、それらが趣味じゃないとなかなか名古屋に行く理由にはならないのではないでしょうか。
後日、ついでに観光出来る場所を調べて紹介する記事を作成しようかと考えています。
まとめ

以上、バンテリンドームナゴヤが何故底堅い人気を保って多くの観客を集めているのかについて、野球場という観点から考えた内容をまとめました!
私自身バンテリンドームに行って、人気の理由を探るという観点で球場を楽しんで初めて気がついた点も多くありました。
この記事を読んだ皆さんも、是非バンテリンドームナゴヤに足を運んで楽しんでみてください!
また、今後バンテリンドームナゴヤでの観戦がより楽しめる記事の更新を予定しているので、良ければ是非そちらもご覧ください!(ブックマーク登録やXのフォローもしてくれると喜びます)